↑の投稿を中日新聞に掲載していただいて以来、思いのほか多方面から反響をいただきました。
セミ会~みんなでセミをとって食べる会~やります。
8月9日(土)10:30~ @のヴぁ公民館(入野)
8月13日(水)17:30~ Seminar room 黒板とキッチン(田町)
浜松経済新聞にも掲載していただきました♪
「なんでセミを食べるのか」
よく聞かれる質問なので、(話し始めると長いのですが)なるべくコンパクトに書いてみます。
僕は、自分で食べるものを自分でとる、ことにとても興味があります。
猟をしたいと思っているのもそういう理由ですし、
生きた鳥を絞めたり、
家庭菜園で野菜を作ったりしているのもその一環です。
また、山に入って山菜やキノコ、木の実をとってくる人に憧れます。義父はそれが趣味で、機会があれば同行させてもらってます。
「自給自足」には程遠いですし、そこまでしようと思っているかというとそうでもないのですが、
自分が食べているものがどこから来たものか、関心を持っておくことは大切なことではないか、と思っています。
で、イノシシをつかまえるのは大変なことで、一朝一夕にできることではありませんが、
セミはすぐ身の回りに沢山いますし、小学生でも捕まえることができます。
しかも、ちょっと勇気入りますが、実際食べてみると、意外とおいしい!
生きているセミを料理するということは、「死んでもらう」ことになるわけで、残酷と言えば残酷です。
でも、普段自分たちが食べている肉も同じことで、
違うのは自分ではない誰かがその作業をしてくれている、というだけです。
自然の恵みに感謝していただきます。
命をいただくということも含めて自分が食べるものに関心を持つ、
そのために、自分で食べるものを自分でとって自分で料理して食べる
その入口として、セミは最適な材料だ、というわけです。
おりしも昆虫食は、国連食糧農業機関(FAO)が
「昆虫は将来の食料・飼料としての役割が期待できる」との報告書(2013年)を発表し、また
レシピ本が発売されるなど、注目が高まっています。
東京で、昆虫食研究科の内山昭一さんが開催しているセミ会は年々参加希望者が増えているとのこと。
そして、
何よりみんなでわいわい言いながらセミとりをするのは、単純に楽しい。
そんな、昆虫食イベント”セミ会”、浜松初開催です(たぶん)。
なかなかない機会だと思いますので興味がある方はぜひお気軽にご参加ください。
セミをつかまえるだけや食べるだけ、また、見てるだけの参加もOKですよ。
食べたい人だけが食べればいいと思ってますので、
無理やり食べさせるようなことは絶対にしません。ご安心ください。
(※以下は2014年のイベント情報です。すでに終了しております)
2014年8月9日(土)10:30~
会場:のヴぁ公民館(浜松市西区入野町8923-4)
参加費:大人500円 こども(中学生以下)無料
【タイムスケジュール】
10:30~ のヴぁ公民館集合、簡単な説明後、公民館周辺の公園などでセミ取り
12:00~ みんなで昼ごはん(休憩&雑談タイム)
13:30~ 調理をして、いざ食べます
お昼ごはんは各自ご用意ください(近くにコンビニあります)
駐車場がないので、車で来る場合はご相談ください。
8/9は佐鳴湖の花火もありますので、セットでいかが?
2014年8月13日(水)17:30~
会場:
黒板とキッチン(田町万年橋パークビル1F)
参加費:大人500円 こども(中学生以下)無料
【タイムスケジュール】
17:30 黒板とキッチン集合、説明
ゆりの木通り、遠鉄高架下、浜松城公園などでセミの成虫をつかまえます。
薄暗くなってきたら、セミの幼虫をつかまえます。
19:30ごろ~つかまえたセミ、その他昆虫を料理します。
20:00ごろ~おいしくいただきます。
※夕方からはじめるので、成虫があまりとれない可能性があります。
日中のうちに捕まえておいたものをもってきてくれる人がいたら歓迎です。
持ち物:
虫取り網(柄がなるべく長いもののほうが好ましいです)
虫かご(ビニール袋などでもOK)
懐中電灯
虫除けスプレー
タオル
飲み物
お問い合わせ、申し込み
夏目恵介
furaha.natsume@gmail.com
090-9900-0928